便所の独白

まさに便所屋で起きた出来事の独白。つまり便所の落書き。

DAY1 LINEやってますか?

初めて事務所に入ったときは狭くて暗くて、とても静かで驚きました。

前々DXが進んでいないようで、紙の書類の山。小さなラップトップの画面1枚で皆さん仕事をしていました。外付けモニタもキーボードもなし。固定電話があちこちに置いてありました。

挨拶をしても反応は薄く、この職場大丈夫だろうかと心配になりました。

 

まずは自分の上司と顔合わせ。自己紹介。

その後いきなり「LINEやってますか?」と聞かれ困惑。

えっ、私のLINE聞きたいのかな?会社携帯とか渡されてないしな。

LINR WORKSで仕事するのかな?そもそも私用の携帯で?

まぁしょうがないやと思って恐る恐る「やっています。」と答えるとまさかのビックリ。上司の個人携帯のLINEとアカウント交換しました。ええ~、電話じゃなくてLINEかぁ。。。あまりい思い出ないなぁとゲンナリ

 

その後会議室で仕事に関するオリエンだったのですが、

「LINE友達登録できた?」「LINE見た?」「LINE届いてた?」と何度も聞かれました。

私は仕事に私用のスマホを使うっていう習慣がなかったので言われて、初めて見る始末。

上司からは「これからよろしく」って来てました。それに加えて職場のグループラインにまで招待されていました。連絡の確認をとることが目的だったようで「ハイ。LINE見ました。メッセージ来てます。これからよろしくお願いします。」って口頭で答えたのました。

 

まさか執拗に何度も聞かれた理由が「LINE上で返信がないことに失礼だと思っていた」と知るのはずっと後のことでした。

新しい職場の初日から私用のスマホをポチポチ操作できるほど肝っ玉座ってなかった私には返信できませんでした。そもそも不要だと思っていたし。だって上司が私の目の前にいるのに。

 

このLINEがこの後、悲惨な目に合うとは思いもしませんでした。